ルームミラー交換

2005.10.16


注:当サイトの内容を参考にして行った作業は全て自己責任でお願いします。ミラー交換作業は力加減を間違うとフロントガラスを割ってしまう危険もありますが、管理人は責任を負えませんので御注意ください。

●こんなミラーです

microMIRROR

ツーリング帰りにシマヤに寄ると、なにやら小さなミラーがころがってました。パッと見はなんだか安っぽいミラーだったのですが手に取ってみてびっくり。ズッシリと重量があり(と言ってもノーマルと同じ位です)、アルミヘアラインにブラックアルマイト仕上げでなかなか高級感があります。

その時にご一緒だったruna@Tokyoサンは即決でいきなりその場で取り付けてしまいました。私もムラムラと物欲が湧いて来て・・・・買ってしまいました。お値段もお手ごろ。

モノ自体はアメリカのsector111製です。アメリカでは左ハンドルですが、このミラーは右ハンドル向けの角度設定がなされた物でした。シマヤで購入することができます。

ノーマルと比較するとこんな感じです。一見、小さ過ぎるように感じますがExigeの場合はこれで十分です。ノーマルミラーは不要な部分を多く写しますが、このmicroMIRRORは必要な部分のみを写します。


●交換

ノーマル取り外し

microMIRROR取り付けにあたり、まずはノーマルを取り外します。ミラーのベースにはプラスチックのカバーが付いているのですが、そのカバーをガラスから浮かせます。そしてベースとガラスのすき間に細い棒か何かを突っ込んでツメを押し下げます。右の画像はミラーの付け根を車外から見たところです。赤丸の部分がツメです。このツメを押し下げながら、ミラーを下方にスライドさせるとノーマルミラーを取り外す事ができます。

取り外したノーマルミラーです。外してみると構造がよく分かります。このノーマルミラーはLotus製ではなく、GMのものでした。

鏡面を比べてみるとだいぶ小さく感じますが、その分、前方の視界が良くなります。

microMIRRORの取り付けは、ガラス面に残ったベースに取り付けて付属のイモネジ2本で締めつけるだけで完了です。イモネジは2mmのヘキサゴンです。ボールポイントのレンチが使いやすくてオススメです。

ちなみに、今回使った工具はこれだけです。内貼り外しでカバーを浮かせ、ホースプラッカーでツメを押し下げ、HEXレンチでイモネジを締めました。HEXレンチ以外は同じ物が無くても細いマイナスドライバー等で十分代用できると思います。


●インプレ

装着

装着したミラーを覗いてみると、必要な部分だけが写っていることが分かります。ちなみにノーマルでは、ヘッドレスト等の不要部分が多く写っています。Exigeはもともと後方視界が良くないので、小さなミラーで十分です。フロントのミラーが小さくなったおかげで前方の視界も若干、良くなりました。

実際に走行してみると、ノーマルと違ってミラーを合わせるのがシビアになります。ノーマルは大きいので適当に合わせれば良かったのですが、microMIRRORは小さいのでピンポイントで合わせないといけません。でも一度合わせてしまえば済むことです。後方の視界は、まさに無駄の無いピンポイント的な物になります。前方の視界も広くなり、信号が見やすくなりました。

欠点と言えば、防眩機能が付いていない事です。後続車のライトが眩しい時、ノーマルはレバーを切替えると防ぐ事ができましたがmicroMIRRORにはその機能はありません。あまり眩しい時にはスモークフィルムを貼るなどの対策が必要かも知れません。

このミラー、質感も高いし、後方視界を犠牲にすること無く前方視界が良くなるので全体的にはかなり気に入ってます。特に背の高い人にはオススメかも知れません。



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